高齢猫には高カロリーフードが良い?一日に必要な摂取カロリーから考察!

最近痩せてきたと感じたら、ペットフードを変更するタイミングかもしれません。

同じように食べているのに痩せていくのは病気や老化のサインです。

高齢猫の中には食欲が衰えてしまい、量を食べることができなくなることもあるでしょう。

そのような時、どのような対策が必要なのでしょうか。

今回は、高齢猫こそ高カロリーフードに変更するべき理由について解説していきます。

高齢猫の理想的な摂取カロリー

高齢猫にとって1日に必要なエネルギーというのは、成猫の時に比べて約20%減少すると言われています。

まずは、高齢猫に必要な摂取カロリーを計算してみましょう。

猫の体重×60キロカロリーが計算式になり、5キロの猫の場合は1日の摂取カロリーは約300キロカロリーということになるのです。

成猫の場合は、猫の体重×60~70キロカロリーとなるのですが、高齢猫の場合は多少摂取カロリーを減らしても問題ないとされています。

ただし、食欲が落ちないのであれば今まで通りでも問題ないと言われていますが、その場合は低カロリーのペットフードに変更することも必要です。

逆に、食欲が落ちてしまい食べが悪いとなったら、高カロリーフードに変更させて1日の摂取カロリーを取れるようにしてあげましょう。

高齢猫になると高カロリーのものは良くないと言われがちなのですが、食べる量が減少してしまえば当たり前ですが1日のカロリーすら簡単に得ることができなくなってしまいます。

その為、少しの量でもカロリーが摂取できるようにしてあげることも必要なのです。

高齢猫には栄養バランスも考慮する

高齢猫のペットフードに関しては、栄養バランスを重要視したものを選びましょう。

高齢猫は代謝機能が低下してしまうので、タンパク質を分解し合成するのが簡単ではなくなります。

その為、消化がしやすく高タンパクなものを与えることが望ましいでしょう。

脂肪分は控えめにしつつ、炭水化物の量を増やしカロリーをしっかり摂取できるようにします。

猫にとって必要な必須アミノ酸であるタウリンが不足しないように気を付けることが大切です。

また、1回の食事量が少なくなった場合はこまめにあげるようにするのも良いでしょう。

通常1日3~4回に分けて与えているという飼い主さんもいるでしょうし、常に置きっぱなしにして様子を見ているという飼い主さんもいるでしょう。

猫によって食べ方というのは異なりますのでどれが正解というのはないのですが、高齢猫に関しては食べたいタイミングで食べることが良いとされていますので、常に置いておいてあげるなどの工夫も必要となります。

ただし、夏場などは傷むことがありますのでその点には注意が必要です。

また、食べた量をチェックして様子を見てみましょう。

全く食べていない、食べる量が明らかに減ったなどの様子があれば、一度病院に連れていくことも必要です。

老いは避けようがないものですが、少しでも共に生きることができるよう、食べる楽しみを作ってあげましょう。

シニア向けのペットフードを利用する

ペットショップに行くと、猫の年齢に合わせたペットフードを手に入れることができます。

シニア向けのものも多数販売していますので、自分の猫に合ったペットフードを選んでみましょう。

食欲が落ちないのであれば、シニア向けでもカロリーをセーブしたものを選ぶことが大切です。

成猫用のものを与えていた飼い主さんでも、8歳~9歳ぐらいになった時にはペットフードの見直しをしましょう。

食欲が低下していないからとそのまま与え続けてしまうと、肥満の原因になりかねません。

そもそも、活発に動き回るからこそのカロリーですので、動きが衰えあまり動き回らなくなったのに同じカロリーのペットフードを与えていれば、肥満になるのも当然です。

また、食欲が衰え、ペットフードの食べ残しが増えたという場合はシニア向けのものでありながらも、高カロリーのものを選ぶようにしましょう。

少しの量でもカロリーを摂取できるので、たくさん食べる必要がありません。

ペットショップや動物病院などで相談すると、高齢猫にあったペットフードを一緒に選んでくれますので、試してみるのも良いでしょう。

インターネットの掲示板サイトなどでも情報交換がされていますのでチェックしてみましょう。

猫の老化サインを見逃さないこと

人間も猫も同じように年を重ねます。

見た目的に変化がないから気付きにくいのですが、猫も老化していくのです。

猫の老化サインはたくさんありますが、食欲がなくなるというのも一つのサインです。

今までよく食べていた猫ほど、その変化に気付きやすいと言われています。

中にはペットフードの好き嫌いが激しく、嫌いなものには一切手を出さないという猫もいるようですが、そうじゃなければ何らかのサインの表れですので、無視してはいけません。

病気が隠れていて、食欲が落ちている可能性もありますので、食欲がないというだけでも動物病院で相談してみることが大切です。

また、ペットフードの形状的に食べにくくなってしまうこともあります。

カリカリとしたペットフードを好んで食べていた猫であっても、老化が進むと噛むことが難しくなり、食べたがらないようになります。

そのような場合は湿ったタイプのペットフードに変更するか、カリカリをぬるま湯でふやかして与えるなど工夫してください。

シニア向けに多数販売していますので、それらを与えることも大切です。

1日の摂取カロリーが得られていないとどんどん痩せていってしまいますので、高カロリーフードに変更するなり、食べる回数を増やすなりして健康管理を行っていきましょう。

猫の老化サインは、一緒に生活をしている飼い主さんだからこそ分かるものばかりです。

1日寝てばかりいるようになったり、グルーミングの回数が減少したりなど明らかに今までとは違う様子が垣間見られるでしょう。

その様子を放っておくのではなく、状況に応じて対処していくことが大切です。

特に食事に関してはダイレクトに健康に影響が出てくるものですので、しっかりチェックしていきましょう。