老猫の毛並みが悪い!被毛のつやを保つためにはどうすればいい?

人間と同じように猫も歳をとると様々な変化が起こってきます。目に見えてわかりやすいのが毛並みが悪くなったり、被毛のつやが無くなってしまうということです。
毛のつやは病気以外では水分不足やタンパク質不足などによって引き起こされます。毛づくろいなどもあまりしなくなるため、飼い主がきちんとケアをしてあげる必要があります。

毛並みが悪くなって艶がなくなる原因

猫も歳をとると様々な変化が起こります。特に老化として目立つのが毛の変化です。毛の変化は健康のバロメーターにもなるため、注意することが必要となってきます。
毛の状態が悪くなる理由としては、まず病気が挙げられます。内臓疾患を抱えている老猫は毛艶などが悪くなっていくためきちんと病気を治すことが重要です。
老化すると水分不足やタンパク質不足になっていきます。すると皮膚が乾燥をしたり、きちんと毛が成長しないなどの問題が出てくるため日頃から食事内容に気をつけることが改善へとつながります。

そのほか、食事内容が変化していることも毛に影響があります。
老猫になると皮膚の弾力がなくなったり、運動量も減っていきますが、食欲が衰えないというケースはよくあります。成猫と同じ食事を与えていると肥満の原因になってしまうこともあるため注意が必要です。
かと行って肥満対策のために極端にカロリーや油分を控えた食事にすると、毛も皮膚も乾燥していきます。それを避けるためにも、老猫用の低カロリーな餌に変えつつ、猫の毛に必要なタンパク質が取れるキャットフードや、オメガ3やオメガ6などがバランスよく配合された脂質もきちんと取れるサプリメントなどを利用することが良いとされています。

餌の選び方

老猫になると低カロリーなものを選び、肥満を予防することが大切ですが、少量でも十分に栄養の取れる高タンパクなものを選ぶことが重要です。
高齢になればなるほど消化機能などが衰えてくるため、消化吸収の良いものを選ぶということも健康を保つことにつながります。猫は肉食動物ですので、消化のしにくい小麦やトウモロコシなどの穀物が入ったものを避けるようにします。ただし、炭水化物はエネルギー源となるため消化の良いイモ類などが入っているものが良いとされています。
便秘にもなりやすくなっているため食物繊維やオリゴ糖などを配合しているものや、オメガ3系脂肪酸などの猫の健康をサポートする成分が入っているものが特にオススメです。

特に毛並みを整えたり、毛艶を出したいのであればオメガ3やオメガ6系の脂肪酸は重要な成分です。
これらは抗酸化作用や抗炎症作用、抗がん作用などがある成分です。老猫になると関節炎などの病気になりやすいですが、その症状を緩和する効果が期待できます。
毛艶を保つ効果もあるため、しっかり配合しているものを選びます。
キャットフードは毎日与えるものですので、品質がしっかりしているということも重要ですが、毎日与えやすい価格帯のものを選ぶことも大切です。

毛並みを整えるケア

老猫になると毛づくろいをあまりしなくなる、というのも毛並みが乱れて毛艶がなくなる理由の1つです。
皮膚も乾燥しているため毛が抜けやすい状態になっていることで、昔よりも抜け毛が目立ちやすくなっています。しかし、きちんとケアをしてあげることで、毛並みを整えて毛艶を保つことは十分にできます。
まず行えるケアが、ブラッシングです。
ブラッシングを行う場合にはソフトタイプのスリッカーブラシと細目のコーム、濡れタオルを用意します。
固く絞った濡れタオルで全身を拭きます。こうすることである程度余分な毛が抜けます。次に、スリッカーブラシで撫でるようにブラッシングをしていきます。皮膚と平面にゆっくりと優しくブラッシングしていくことがポイントです。
最後に細目のコームを使って残った抜け毛を取っていきます。

スリッカーブラシは長毛種なら毎日、短毛種なら秋に2〜3回程度が理想的です。特に毛の生え変わる時期は丁寧にブラッシングすることが重要です。
短毛種の場合、やり過ぎてしまうと毛が抜け過ぎてしまいハゲてしまうことや、皮膚が傷つく可能性もあるため注意しながら行います。
特に後ろ足の付け根や脇の下、お腹などを重点的に行うことが良いとされています。
痛い思いをしてしまうとブラッシングを嫌がるようになるため、様子を見ながら慎重に行います。
また、乾燥が気になる場合には流さないトリートメントでの保湿ケアがオススメとなります。

老猫のシャンプー

きちんとブラッシングをしていても、毛並みが気になるとやはり定期的にシャンプーをしてあげたくなります。
老猫の場合、シャンプーが身体的精神的なストレスになってしまうことも考えられるため、すべての老猫が同じ頻度でシャンプーをする必要はないと考えられています。
しかし、老猫になるとグルーミングは減っているため、健康を考えた時にはシャンプーは必要となってくることは十分にあります。特に長毛種の老猫の場合清潔感が必要となってくるため、毛玉になる前にはトリミングすることがオススメです。
足腰が弱っている場合にも定期的にトリミングすることをオススメします。足腰が弱っている老猫は、トイレに失敗してしまうなどのトラブルが増えるため被毛が汚れやすくなっています。清潔を保つためにも定期的なシャンプーは大切と言えます。

自宅でシャンプーすることで、外出のストレスを減らすこともできます。
自宅でシャンプーするときの注意点としては、シャンプーをした後はきちんとシャンプー剤を洗い流してあげる、ドライヤーで乾かす時には風量に気をつけながら乾かしていく、乾かした後のブラッシングでは毛玉がないようにチェックしていきます。
毛玉がある場合にはブラッシングでほぐすか、ハサミなどでカットします。ただし、ハサミでカットする場合には皮膚を傷つけないように注意しながら行います。