高齢猫の足腰が弱ってきている?重度になる前に打てる原因と対策について

飼い猫が高齢期に差し掛かると、体に様々な不調が出てくることがあります。特に足腰が弱り、動きが少なくなってくるとどんどん元気がなくなるようで心配になるものです。猫が足腰が弱り始めると何か兆候があるのでしょうか?重度になる前に、何か対策を打つことができれば進行を食い止めることができるかもしれません。そこで、高齢猫の足腰の弱りについて調べてみます。

何歳から老猫になるの?

老猫の足腰が衰え始めて、重症化してしまうと最終的には動けなくなってしまう可能性があります。そこで自分の飼い猫は、いつ頃から体に衰えのサインが出始めるのかを知っておくことは非常に重要です。猫は一般的には、7~8歳で人間でいうところの初老であると言われています。人間の年齢にして、40代の後半といったところでしょうか。人間でも個人差はありますが、体のあちこちに不調が出始める年齢です。そして10歳になると高齢期に入ります。いわゆる老猫になります。この頃からほとんどの猫に何らかの老化現象が出始めると考えられます。

では、猫の老化現象は主にどのようなところに出てくるのでしょうか。多くの人が思い描く若い元気な猫のイメージは、とにかく跳ねる、軽やかにジャンプするといったものでしょう。そこで、老化のサインの一つとして、まずは今まで軽々と登っていた所に登らなくなったということが挙げられます。猫は老いてくると、動きも減り1日のうちで寝ている時間が長くなります。若い猫のように元気に跳ねたりすることもなく、活動量がへる一方なので、食欲も低下していきます。猫も人間と同じように個体差があるため、高齢期に入っても筋力の衰えはすぐに見られない場合もあります。ですが、自分の飼い猫の体の衰えいち早く気づいてあげられるように、日頃からしっかりと観察しておくことが大事です。

老猫の足腰の衰えとは?

猫にとって、足腰が弱くなるとはどのような状態になることを言うのでしょうか。高い所に跳びのることができなくなる、ジャンプができなくなるということについては触れましたが、ひどくなってくると、歩くこともままならなくなります。通常猫の足は、後ろ足から弱っていきます。猫の後ろ足は、主にジャンプをしたり走ったりするときに活躍します。前足は、食事の時に体を支えたり、通常の歩行をする際に活躍しています。そのため、飛び跳ねるなどの運動をあまりしなくなる高齢期の猫は、後ろ足を使う機会が少ないためより老化が進んでしまう危険性があります。普段からあまり使用しないと衰えるのも早くなってしまうのです。症状が進むと、お尻を付けて座っているような状態になったり、なかなか立ち上がることができなくなってしまいます。

最悪のケースの場合、ある日突然足が動かなくなるということもあります。後ろ足が思うように動かなくなると、歩くことも難しくなり、体をうまく支えることもできなくなります。そうした重症化を防ぐためにも、普段から飼い猫の様子をしっかりとみて、老化の兆候が見られたら注意が必要です。歩くことはできていても、途中でフラフラしていたり歩き方が不安定になっていることがあります。そのような様子がみられたら、飼い主として必要なサポートを行っていく必要があります。

足腰が衰えた老猫のためにできることは?

足腰が弱ってきている老猫のために、飼い主としてどんなことがしてあげられるのでしょうか。老猫は足腰が弱り、歩行が困難になったりすると転倒したりして怪我をしてしまう可能性があります。筋肉が衰えて、歩行中にふらついたり、脚を引きずってしまったりすると擦り傷ができることもあります。外に出たりすることが多い場合は、保護用のカバーなどを付けてあげるのもよいでしょう。また歩くことはできても、うまく立ち上がることができないというケースもあります。その時は、立ち上がる時だけでもサポートしてあげましょう。歩くことがどんどん少なくなると、足腰の衰えは進行してしまうため、より長く自力で歩けるようにできる限りの手助けをすることが大事です。

また、足腰が弱ってきた老猫に必要なのは、なるべく生活環境をバリアフリーにしてあげることです。例えばトイレなど、毎日生活していくのに欠かせない場所から整えていきましょう。トイレの縁が深いと、老猫にとってはまたぐのがとても大変です。縁をなくすために、大判のペット用シーツを広げておくだけでも十分でしょう。段差を乗り越えることができなくて、トイレに入れず別のところで用を足してしまうということもあります。飼い主としては、そのようなことは避けたいものです。また、トイレの問題だけでなく室内の環境にも気を配ってみましょう。フローリングだと滑りやすいので、弱った足腰では踏ん張りがきかず歩行が困難になります。老猫になると、行動範囲が限られていることが多いため、限られた範囲だけでもマットなどを敷いてあげると動きやすくなります。飼い猫の生活環境を見直してみて、バリアフリーを取り入れられる場所には取り入れて、より生活がしやすいようにしてあげることが、足腰の衰えの進行を食い止めるためには必要です。

足腰が弱ってきた老猫におすすめのグッズとは?

人間と同じく、猫にも老化は必ずやってきます。運動機能が低下するのは、どうしても避けられないことですが、飼い猫とは少しでも長く過ごしたいものです。そして、体が思うように動かなくなってきても、飼い猫には少しでも快適に過ごして欲しいと考えている人が多いでしょう。そのための手助けとなるのが介護グッズです。例えば、ペット用のマットレスです。老猫になると寝ている時間が長くなりますが、体が動かしにくくなるため、あまり寝返りをうつこともなくなります。そうなると、皮膚に床ずれができたり、全身の血流が悪くなったりしてしまいます。ペット用のマットレスには、体重を分散してくれる機能があるため、動きが少なくなる老猫にはおすすめです。丸洗いもできるため、もし排せつに失敗したとしても衛生的に保つことができます。飼い猫の状態に応じて是非取り入れてあげたいアイテムです。